2013中京記念(G3)『大穴』で競馬を楽しむための馬の見分け方

本日の名馬は台風の目ことアミサイクロンという馬です。 この馬の仕上がりは早く10月に平目孝志騎手を背にダートの新馬戦でデビューしました。

陣営は芝に見切りをつけてダート一本で行くことを決意し、ダート1200メートルを主戦場に競走人生を歩むことになったのです。 この馬はあまり速くはありませんでしたが、頑丈な馬で、年10走以上のハイペースで走り、5歳で500万下、6歳で900万下を制し、準オープンに飼葉代だけはしっかり稼ぎつつ歳をとっていったのです。

そして、7歳になって900万下磐梯山特別を制し準オープンに帰り咲きました。

その後1500万下で4戦し、そこそこの走りを見せたことから陣営は強気にマーチSにアミサイクロンを挑戦させたのです。 軽量と人気薄を武器に大逃げを打ったアミサイクロンは、あれよあれよという間に逃げ切り勝ちし、平目騎手に生涯唯一の重賞をプレゼントしたのでした。 おまけに単勝10060円、馬連88960円というとんでもない大穴を演出したのです。

「まさに、大穴馬の快心の逃げ切り勝ちですね。」

そこで話はガラリと変わりますが、競馬初心者の方でしたら、まず、あなたは、競馬予想と聞いて何をイメージしますか？ 競馬新聞片手に、赤鉛筆を耳にさしたオジサンが馬券とにらめっこ・・・。

そんなギャンブル色の強いイメージを待たれる方が多いと思います。 しかし、そのファンの中には馬券収支は二の次で「馬が走る姿が好き」という人が、たくさんいるのです。

要は、ギャンブルとしての視点では取っ付きにくい競馬も、「馬って綺麗」「気持ちよさそうに走る馬が見たい」という目線でなら楽しめるのではないでしょうか？ 一番は、自分のお気に入りの馬を一頭見つけるのが良いと思います。

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余談ですが、今週末は中京記念(G3)レースが開催されます。

暑い夏がさらに暑い戦いになりそうですね。

では、また明日。