【感動の富山凱旋!】竹野内豊、110年ぶり冬の曳山点灯でお出迎え
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俳優、竹野内豊(44)が20日、主演映画「人生の約束」(石橋冠監督、来年1月9日公開)を撮影した富山県射水市の放生津(ほうしょうづ)八幡宮で凱旋イベントを行った。映画は射水市の新湊曳山(ひきやま)まつりを描く。5月のロケで同まつりを再現した地元への恩返しで、共演の江口洋介(47)らと登場。町の人々は110年ぶりに曳山(山車)を冬季に点灯させ、再訪の約束を果たした面々を歓待した。
曳山まつりのかけ声「イヤサー!」コールと闇夜を照らす曳山のちょうちんに包まれ、竹野内が新湊に“帰郷”した。
撮影でお世話になった地元の人々と再会した江口は「元気にしてた?」と思わず手を振る。
5月に行われた撮影では、地元住民らエキストラ1400人が協力し、高さ8メートル、重量8トンの曳山13基を曳くまつりのクライマックスシーンを再現。その際の“恩返しの約束”を果たすため、地元の放生津八幡宮でヒット祈願を行った竹野内らだが、地元の人々は季節はずれの曳山を点灯させ、豪華俳優陣を待っていた。
360年続く曳山まつりは毎年10月1日に開催されるが、冬季に山車のちょうちんを点灯させるのは1905(明治38)年以来110年ぶり。
異例の歓待に、竹野内は地元住民ら2500人の観客と「イヤサー」と大合唱し「これだけの方々に迎えられたのは人生で初めて。この映画は新湊の皆さんの本当に温かい真心なくしてはできなかった。曳山を前にあらためて歴史の重みも痛感しました」と感謝した。
地元の漁師を演じた江口も「この土地になじみながら漁師の体験をし、ここまで(役を)愛しながら演じたのは初めて」と熱い思いを吐露。石橋監督(79)は妻の故郷が誇る曳山まつりにほれ込み、同作を完成させただけに「新湊の方と交わした人生の約束が果たせた」としみじみ語った。
映画は、心も会社も失ったIT企業の元CEO(竹野内)が、亡き親友の故郷・新湊を訪れ、曳山まつりを通して人生を再生する感動物語。竹野内は「大スクリーンじゃないと伝わらない先祖代々守ってきた曳山の心で、日本全国がつながると信じています」と大ヒットを“約束”した。
引用:竹野内豊、感動の富山凱旋!110年ぶり冬の曳山点灯でお出迎え
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