【又吉、早くも××発表されちゃいました！】「火花」が２００万部突破…映像権獲得競

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　第１５３回芥川賞を受賞したお笑いコンビ、ピースの又吉直樹（３５）の初純文学小説「火花」を４０万部増刷すると、版元の文芸春秋が４日、発表した。累計発行部数は２００万部を突破し、２０９万部になる。

　ダブルミリオン作家となった又吉は「ありがとうございます。『火花』が多くの皆様に届くことがうれしいです。僕も、この夏はたくさん本を読もうと思っています」とコメントしている。

　出版科学研究所（東京・新宿区）によると、芥川賞受賞作の単行本発行部数が２００万部を超えるのは初めて。村上龍氏（６３）の「限りなく透明に近いブルー」（１９７６年）の１３１万６０００部を抜き、歴代１位を獲得した。

　「火花」は７月１６日の芥川賞選考会後、増刷を繰り返し、同３０日に２５万部の増刷を決めたばかり。さらに受賞後、初めて執筆したエッセー「芥川龍之介への手紙」が７日発売の文芸誌「文学界」で掲載されることが発表されると、通常の１万部から３万部に増刷を発表。水面下では「火花」の映像権獲得の争奪戦が繰り広げられており、そちらの方も“火花”が散らされているようだ。