“殺し屋”釈由美子！ピタピタスーツで万馬券級のヒット映画！！

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　女優、釈由美子（３６）が６月２０日公開の主演映画「ＫＩＲＩ－『職業・殺し屋。』外伝－」（坂本浩一監督）で１４年ぶりに本格アクションに挑戦したことが２３日、分かった。キレのある動きに定評のある釈は、３年前から習う古武道の経験をいかして熱演。鍛え抜かれた肉体と豊満な胸元があらわな衣装で華麗なアクションを披露し、「魂のこもった気迫を感じられる作品になった」と胸を張った。

　２００１年の初主演映画「修羅雪姫」でハードなアクションシーンを熱演し、話題を集めた釈が、再びアクション女優としての才能を発揮した。

　０３、０４年のテレビ朝日系主演ドラマ「スカイハイ」などでもアクションを披露してきたが、本格挑戦は「修羅雪姫」以来。最近は時代劇などで演技の幅を広げているが、１１年のＮＨＫ時代劇「隠密八百八町」に出演した際、自身の殺陣に納得できず、プロ意識の強い彼女は悩んでいたという。

　このとき共演した俳優の紹介で古武道を習い始めた釈は、黒帯を取得して自信を深め、再びアクションを披露する機会を待っていた。そんな中、オファーを受けたのが映画「ＫＩＲＩ」だった。

　同作は漫画家、西川秀明氏のバイオレンス漫画「職業・殺し屋。」を原案に、ある復讐に燃える孤高の女暗殺者・キリの姿を描いた物語。

　撮影は昨年１２月に東京近郊で行われ、釈は古武道で培った感性と、ヨガや加圧式トレーニングで磨き上げた肢体を駆使し、華麗なアクションを披露。製作サイドは「ブランクを感じさせない完璧なアクションでした」と絶賛する。

　真冬の撮影を振り返った釈は「極寒の中、着込めないピタピタのボディースーツでロケしなければいけなかったのが、一番つらかった」と苦笑するが、「（試写を見て）映像の美しさとアクションの迫力にわれながら驚きました！」と自信を見せる。続けて「続編が見てみたくなるようなラストシーンです」と続編の製作も期待した。