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 歌手の華原朋美(40)が元恋人で音楽プロデューサーの小室哲哉(56)から16年半ぶりに楽曲提供されたことが16日、分かった。小室が作曲し、華原自身が作詞したバラード「はじまりのうたが聴こえる」で、5月20日にシングル発売される。華原は「今の自分があるのは、これまでの自分があったから。小室さんのメロディーを聴いたとき、心からそう感じました」と、デビュー20周年での再タッグを喜んだ。

 1990年代に公私のパートナーとして一時代を築いた華原と小室が、再タッグを組んだ。

 新曲「はじまり-」は、小室が書き下ろした壮大なミディアムバラード。2012年12月に約5年5カ月間の休養から活動を再開させた華原にとって復帰後初で、約9年ぶりのオリジナルソングだ。

 小室が作ったメロディーをもとに華原が作詞し、デビュー20周年を迎えた自身の歌手人生そのものを表現した。

 ♪ねぇ、はじまりのうたが聴こえる くじけそうな時も 負けないよ-

 98年に小室と破局し、それがきっかけで精神不安になり休養するなど紆余曲折があった。栄光から挫折を味わったこれまでを私小説のように書いた華原は「私の人生を素直に表現することができました」と明かす。

 華原は、90年代に小室プロデュースで「I BELIEVE」「I’m Proud」などミリオンヒットを連発。小室から楽曲提供されるのは「daily news」(98年10月)以来、約16年半ぶりだ。今回のプロデューサーは小室ではなく、12年の復帰から華原を担当する武部聡志氏(58)が務めた。

 華原と小室は13年12月にフジテレビ系「FNS歌謡祭」で破局後、初共演。昨年10月には小室が華原のライブ会場に花を贈るなど、かつての仕事仲間として良好な関係を築いてきた。

 同11月には、小室がツイッターで「コレだと思える曲が浮かんだら(華原に)提供したい」と表明。復帰後はカバー曲に挑戦していた華原だが、20周年にオリジナルのシングル発売を考えていたことから、華原とスタッフが同12月に小室に正式オファーした。

 華原は「歌手・華原朋美の原点をもう一度大事にしたいと思った」と理由を明かし、「今の自分があるのは、これまでの自分があったから…。小室さんのメロディーを聴いたとき、心からそう思いました」と感謝。「私にとって、ここから始まる新たな旅立ちの歌です」と力を込めた。

 それぞれの道を歩んでいた2人が再び手を取り、珠玉の歌を届ける。

引用:華原朋美、小室哲哉と16年半ぶり再タッグ「新たな旅立ちの歌」

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