“残念な夫。”主演の玉木宏が万馬券的中！？

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　“残念な夫”と聞いて、玉木宏（３５）は、ある友人を思い浮かべるという。

　「そいつのことしか頭になかった。妻も子供もいるのにネットオークションで大型バイク（４０万円）を買った。僕は『嫁に相談した方がいいだろう』と言ったのに、妻に相談せず買った」

　少しの夫婦げんかになったのは言うまでもないが、玉木は「明らかに旦那に原因がある。客観的にみても思いやりが足りないと思う」と語る。

　「僕のまわりにも思うところがある人はいっぱいいる」と苦笑いしながら臨む新しい連ドラが、玉木の誕生日でもある１４日スタートのフジテレビ系「残念な夫。」（水曜後１０・０）。子供の誕生後、夫婦関係が悪化する“産後危機”を題材にした社会派ライトコメディーだ。

　昨年末は西島秀俊、向井理ら人気の独身俳優が立て続けに結婚を発表した。玉木も気になるところだが、結婚観や父性観を聞いてみた。

　「いいイメージしか今はないけど、このドラマを僕にとっての人生のバイブルにしたい。『これをすればダメなのか』を教わりたい」

　現代劇で父親役は初めてだが、子供をあやすのは「苦手」。劇中、お小遣い制なども出てくるが、「財布は別がいい。握られたくない」という。

　玉木はきちょうめんな性格で、まず料理が得意。昔はハンガーにかけた洋服の向きも一緒だったという。「これじゃ、ダメだ」と思い、最近は生活スタイルを徐々に変えているそうだ。

　理想の旦那は「言わなくても、かゆいところに手が届くような人」と分析。「結婚時、男は何かを捨てる覚悟が必要かも。僕、このままでいくと残念な夫になりそう」とも。

　それでも「精いっぱい、残念な夫を演じたい。女性には共感、男性は見本にしてほしい」とＰＲした。

　夫を追い込む“モンスター妻”に倉科カナ。そのほか、黒木啓司（ＥＸＩＬＥ）、大塚寧々、岸谷五朗らが出演。初回は１５分拡大で放送される。（松本明子）